集客方法まとめ|オンライン・オフライン10選
目次
集客とは?
集客とは、読んで字のごとく、お客さんを集めることです。
マーケティング的に言うと、「さまざまな媒体を活用し、自社の店舗やウェブサイトなどに人を集めること」を指します。
集客が見込めなければ、商品やサービスの売上を増加させることは難しいでしょう。
より多くの人に自分のビジネスを認知してもらい、商品やサービスを利用してもらうためには、自社の集客を考える必要があります。
その第一歩として、集客方法にはどんな手法があるのかを知っておく必要があります。
この記事では集客の方法を、オンライン(WEB上)・オフライン(リアル)それぞれ10個ずつ紹介します。
オンラインの集客方法10選
1.SEO
SEOとはSearch Engine Optimizationの略称で、検索エンジン最適化のことです。
GoogleやYahoo!などの検索エンジンにおいて、特定の検索ワードで表示された際に上位表示させることを目指します。
SEO対策をしっかりと行えば、費用をかけることなく検索エンジンからの自然流入が見込めるため、必ず取り組んでおきたい方法と言えるでしょう。
但し、SEO対策はすぐに効果は出ないので、中長期的に取り組む必要があります。
2.MEO
MEOとは、Map Engine Optimization(マップ検索エンジン最適化)のことで、Google mapでの検索で上位表示されるよう施策を行うことです。
mapで上位表示されることで、自社のビジネスや認知拡大に寄与し、集客へ繋がります。
3.検索連動型広告
検索連動型広告とは、ユーザーの検索した内容に応じて表示される広告です。
リスティング広告とも呼ばれます。
特定のニーズを持った検索ユーザーに対してアプローチできることが強みです。
商品の紹介だけでなく、認知を広めることにも有効な手法です。
4.ディスプレイ広告
ディスプレイ広告とは、Webサイトやスマホアプリの画面の一部の広告枠に表示される広告のことを言います。
ユーザーが普段閲覧しているサイトの履歴などから、興味関心に合わせて広告が表示される仕組みとなっており、効率良くユーザーからの広告へのアクセスが期待できるインターネット広告です。
5.SNS運用
SNSアカウントの運用も重要な集客方法の一つです。
FacebookやTwitter、Instagramなどのアカウントを運用し、SNSユーザーに対して役立つ情報などを投稿していくことで、多数のユーザーに対してアプローチすることが可能です。
SNS毎にユーザー特性が分かれているため、ターゲットの顧客層に合わせて使い分ける必要があります。
6.SNS広告
SNSアカウントの運用だけでなく、それぞれのSNSにおける広告を活用することも、集客方法として有効です。
SNSの広告は、各種Web広告よりもターゲティング精度に優れるという特徴があるため、ターゲットとする顧客に対してピンポイントにアプローチすることができます。
SNSのアカウントを運用しつつ、広告も運用することで、高い集客効果を得ることができるでしょう。
7.プレスリリース配信
プレスリリース配信とは、メディアに向けてオンラインで自社の情報のプレスリリースを発信できるサービスです。
自社の新商品や新サービスなどの情報発信に活用することができます。
メディアへ取り上げられることで、ユーザーからの認知や社会的信用を獲得できます。
8.メルマガ
メルマガは、獲得したメールアドレスに対して有用な情報をメールで配信する手法です。
ユーザーが必要としていないタイミングで何度も送付してしまうと嫌がられる可能性もあるため、適切なタイミングで定期的に配信することで効果を発揮します。
9.YouTube
YouTubeは、Web上での動画共有サービスです。
自社商品やサービスの紹介だけでなく、実際に使用しているところや使用感などをよりリアルに伝えられる点が強みです。
動画を見て興味がわいたターゲットを、LPなどに誘導できるよう導線をしっかり引いておくことが大切です。
10.LINE公式アカウント
LINE公式アカウントとは、無料で開設できるコミュニケーションサービスです。
ユーザーへのメッセージ配信はもちろんのこと、画像や動画、クーポンの配信もできます。
LINEはメルマガよりも開封率が高いうえに、タイムリーに効率よく情報を伝達できることが強みです。
オフラインの集客方法10選
1.DM
DMとは、Direct Mail(ダイレクトメール)の略で、顧客に対して宣伝目的で郵送するチラシなどの印刷物のことを指します。
以前商品を利用した企業や、名刺交換などをした企業の住所宛に郵送物を配布します。
DMはマーケティングにおいて長い歴史を誇る施策で新しさはありませんが、セールスライティングなどのノウハウを取り入れて作成すれば、高い集客効果を見込めるでしょう。
2.折り込みチラシ
折り込みチラシは、新聞に折り込まれる広告のことです。
配布地域や配布部数を細かく設定できます。新聞媒体の需要は減少していますが、ユーザーへの到達率が高いことから多く活用されている手法です。
3.ポスティング
ポスティングとは、チラシやセールスレターなどを作成し、それを直接ポストに投函する手法のことを指します。
配布エリアや配布先を自由に、かつ細かく設定できます。ポスティングは人力で行うため、ある程度配布地域を絞りたい場合に有効です。
BtoBにおける集客においては効果を発揮しにくい場合がありますが、BtoCであればいまだに多くの企業が実施している手法となります。
4.FAXDM
FAXDMとは、チラシ広告を企業のFAXあてに送付する手法です。
事前に取得した企業情報のリストに対してアプローチします。比較的低コストで、瞬時に大量の販促物を送付できることがFAXDMの強みです。
5.セミナー
自社の製品・サービスと関連のあるテーマを選び、顧客の悩みや課題を解決するような内容のセミナーを実施することで、見込み度の高い顧客を集めることができます。
ただし遠方の顧客までアプローチすることは難しい場合もあり、時間的な制限もあるので、状況やターゲット次第でオンラインのウェビナーと使い分けることをオススメします。
6.展示会
展示会もオフラインの集客方法において、強力な効果を発揮します。
展示会に訪れる顧客はそもそもその展示会のテーマに強い関心や興味を抱いているため、展示会に出展することで質の高い顧客を集めることができます。
自社のブースに来てもらうための工夫は必要であり、出店のための費用も数十万円かかるケースもありますが、予算にある程度の余裕があれば取り組みたいところです。
7. 飛び込み営業
飛び込み営業もオフラインの集客方法として重要な手法です。
特定エリアに存在する企業や個人宅に対して、一軒一軒アポイントなく訪問し、自社製品・サービスの売り込みをかけていく形になります。
オンラインでの集客方法が充実してきた現代において、ネガティブなイメージを持たれてしまう恐れはありますが、状況次第でいきなり商談に入ることができるなどの利点もあると言えます。
8.看板広告
看板広告は、ビルや開けた目立つ場所に看板を掲げる手法です。
通行しながら見るものなので、細かな商品説明などには不向きです。
わかりやすいサービスや企業名の認知拡大に効果を発揮します。
9.新聞、雑誌広告
新聞や雑誌の広告欄に広告を出稿する手法です。
費用は比較的割高になりますが、新聞や雑誌と一体になっているのですぐに破棄されないというメリットがあります。
企業名の認知拡大やブランディングに活用できます。
10.タクシー広告
タクシーの車内に掲示する広告で、最近ではAI機能により年齢や性別を判断し表示内容を変えるデジタル広告が主流です。
事前に設定した顧客ターゲットに合わせたアプローチが可能です。
わかりやすく短時間で印象に残るクリエイティブ制作が重要です。
まとめ
主な集客方法を紹介しましたが、この他にも多くの集客手法があります。
重要なのは、全体のマーケティング設計をしたうえで、誰に・何を伝えるのかをしっかりと考えることです。
集客でお悩みの方はご相談ください。